雄大なる八戸キャニオン | 満足のいく不動産売却と理想の不動産購入を八戸エリアで仲介しております

海面より低地にあり、日本一空が遠い場所としても有名な「八戸キャニオン」は

八戸鉱山株式会社が採掘している、国内有数の露天掘式石灰鉱山です。

日本で唯一、海面より低いところを採掘しており、一番深い所で海抜－170mにもなります。

現在も採掘が行われているので、海抜はもっと低くなっていく見込みです。

その雄大な風景は、鉱山展望台から一望することができ、グランドキャニオンにちなんで

「八戸キャニオン」という愛称で親しまれています。

目をこらすと、ダンプカーやショベルカーが豆粒のように見えるのですが

実は90ｔダンプカーで、タイヤのサイズが直径2670mmという巨大さ！

いかに鉱山が広く大きいかが、ダンプカーやそのタイヤと比較して考えると

とてもわかりやすく感じます。

昔、社会科見学もした記憶があります。縦方向にも掘っていますが、すり鉢状にするため

横方向にも広げていかないといけないので、近くを流れる川というか水路の水を

堰き止めてしまわないように、少しずつ水の流れる場所を移動させながら堀り広げている

というような話も聞いたような気がします。

そして、意外と地元民でも知らない方が多いようなのですが、この鉱山から

八戸港の専用埠頭と八戸セメント株式会社を、約１０ｋｍの地下ベルトコンベアで結んでいて、

八戸キャニオンで採掘した石灰石を輸送しているのです！

水産業でも有名な八戸市ですが、北東北最大級の産業集積を誇る工業都市でもある八戸市。

もっともっと八戸市の魅力をたくさんの人たちに知ってほしいですね！